上野天神祭(三重県伊賀市)
2005.10.24、25
                 上野天神祭は上野天神宮と呼ばれる菅原神社の例祭で、神幸行列、
                 9輌の楼車(だんじり)と鬼行列が町内を練り歩き、国の重要無形民俗
                 文化財に指定されています。
                 祭礼の起源は不明ですが、戦国時代途絶えていた祭礼が復興されて
                 から、町衆が趣向を凝らした仮装行列を行ったのが、鬼行列のはじまり
                 といわれています。その後各町が楼車という山車を出すようになり、現
                 在のような祭礼になったといわれています。
10月25日本祭の楼車(だんじり)巡行順位は
菅原神社において籤取式で決定します。
一番 「小蓑山」
松尾芭蕉の「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」
にちなんで名づけられた。
二番 「其神山」またの名を「葵山」
其神山は上賀茂神社の枕詞で、
「いかなれば其神山のあふひ草・・・」
の和歌より、いかなればを伊賀に掛けて
名づけられた。宝暦9年(1759)造。
三番 「薙刀鉾」
天明3年(1783)建造と伝えられている。

四番 「桐本」
神域に生い立つ桐の大樹にちなんで
名づけられた。
文政10年(1827)新調。
五番 「鉄英剣鉾」
英ははなぶさで、花の意を表す。
安政6年(1859)造。
六番 「三明」
三明とは、日・月・星を表す。
七番 「紫麟」
紫麟とは鮮魚の美称で、町名魚町にちなんだ
名称。
八番 「二東」・「月鉾」
屋根に月形の鉾を立てるので、
月鉾ともいう。
九番 「花冠」
鞨鼓の舞を舞う時に着ける花冠にちなんで
名づけられた。
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